屋根から落ちる雨水

雨漏りが起こると家の腐敗が進みやすくなり、最悪の場合修繕に多額の費用がかかるようになります。

日ごろから雨漏りが起こらないように、雨漏りが起こってしまったときの適切な対策について理解しておくことが大切です。

雨漏りの原因と対策について紹介していきます。

雨漏りはなぜ起こる?原因を知ろう

雨漏りが起こる主な原因について理解しましょう。

雨漏りの直接的な原因

雨漏りを起こしている直接原因のひとつが、棟板金の浮きです。屋根の部分に浮きができてしまってそこから雨水が入り込み、雨漏りが起こるのです。

また屋根のひび割れ、スレートの浮き、漆喰の崩れなども雨漏りを引き起こす直接原因となります。

雨漏りを引き起こす間接的な原因について

屋根の浮きやひび割れが起こるのは間接的な原因が関係しているからです。たとえば突風や強風、暴風雨や地震もそのひとつになります。

突風や暴風雨などで瞬間的に大きな力が加わってしまうと、ひび割れや浮きなどが起こりやすくなるのです。

経年劣化も間接原因としてあげられます。屋根は常に外に出ている状態ですから紫外線や風雨によって劣化がすすみやすいのです。

また施工不良による雨漏りも間接原因になります。不良工事によって新築でも雨漏りが発生することがあるので注意が必要です。

雨漏りを予防する方法はこちら

雨漏りを起こさないためには予防することも有効策になります。予防するためにはどうすればよいのでしょうか。

セルフチェック

雨漏りが起こりやすいのは外壁や屋根ですのでその周辺を自分でチェックするのです。屋根は自分で登って点検するのが難しいですから、外壁にひび割れなどがないかをチェックしてみましょう。

屋根裏や床下の点検口をのぞき、雨水の跡やカビ、腐食がないか、壁や天井のクロスに浮きやはがれ、カビがないかを調べてみるのです。

定期点検を依頼する

高所での作業になりますので屋根の点検は業者に任せることをおすすめします。点検の目安としては5年に1度ほどです。

また雨漏りが起こる危険性が高くなるのが、台風や大地震が起こったあとです。その衝撃によって屋根などにひび割れなどが起こりやすくなってしまうからです。

自然災害が原因で雨漏りが起こってしまったときは、火災保険に加入していればそれで修繕費用が補償されます。

早めに修繕できれば被害も少なくて済みますし、修理費用も期間もそれほどかからないでしょう。

雨漏りの点検を行ってくれる業者はいくつもありますが、経験豊富な業者に依頼するようにするのがおすすめです。

もし雨漏りしてしまったら?確実な解決方法

雨漏りが起こってしまったら早急に適切な対策が必要になります。そのまま放置しておくと雨漏りによる被害拡大につながるからです。

まずは雨漏り箇所を特定する

雨漏りが起こっていたらまず初めにやるべきことは雨漏り箇所の特定になります。雨漏りが一か所から起こっていることもありますし、複数の箇所から起こっていることもありますので、その判断が雨漏り解決のためには重要となってくるのです。

雨漏り箇所を適切に特定するためにも、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。雨漏り原因を特定する方法にはいくつかありますが、より詳しく調べてもらいたいときは検査費用がかかっても、細かく調べてくれる方法を選ぶのが望ましいです。

それぞれ適した修繕方法

雨漏りしている箇所によってそれぞれ適切な修繕をする必要があります。修繕が適切に行われないと、やはり再度雨漏りを起こすことになるからです。

適切な修繕方法を選択するためにも雨漏り修理業者選びが重要になります。雨漏り修理で実績が豊富な優良業者を選ぶようにしましょう。

業者はインターネットからでも検索できるのですが、実際に見積もりを取るなどして業者の担当者と直接連絡を取るようにします。

見積もりを取ることで修理費用の相場がわかるようになりますし、担当者と連絡することで対応の良し悪しもわかります。

じつは私も実家の古い戸建ての雨漏り修理をお願いしたことがあります。その時は大きな予算がなかったので、必要な箇所だけ修理してくれるプロの雨漏り修理業者さんに頼みました。とても丁寧に仕事してくれて、満足できましたよ。